ブランドの中のブランド
日本人はとかくブランド物好きだと言われています。その中でも、とりわけ人気が高くブランド物の代名詞とも言えるのが、ここでご紹介するルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)です。LとV、それと花柄や星などがモチーフになった柄はあまりにも有名で、街を歩いていて目にしない日はありません。仮にバッグなど外に見えるものでなくても、カバンの中からルイ・ヴィトンの財布が出てくることもあります。LやV、花柄や星をモチーフにして模様はモノグラムラインと呼ばれる定番のラインですが、ルイ・ヴィトンには他にもたくさんのラインがあります。中には「これが本当にルイ・ヴィトン?」と思えるようなものまであります。ルイ・ヴィトン本社から見ると日本は最もオイシイ市場のようですが、確かに街を歩いている人を見ていると、それも理解できます。
ルイ・ヴィトンとは
ここまで高い人気を維持しているルイ・ヴィトンですが、そもそもルイ・ヴィトンとはどんなブランドなのでしょうか。まずはルイ・ヴィトンのブランドとしての知識をおさらいしておきましょう。そもそもルイ・ヴィトンというのは何の名前なのか知らない人も実際に多いようですが、ルイ・ヴィトンというのは創始者の人名です。1821年から1892年まで生きた人で、このルイ・ヴィトンという人物はかばん職人でした。
ルイ・ヴィトンの成長
かばん職人であったルイ・ヴィトンは腕が良いことで知られており、貴族や王族など、当時のセレブからの注文を受けて、旅行用のトランクなどを製作していました。この当時は特にブランドが確立していたわけではないので、容易に模倣品が出回ったりもしていたようですが、それでもルイ・ヴィトン製品はイギリスでも評判となり、徐々に知名度をアップさせていきました。知名度がアップすることは、さらにコピー商品や類似商品が多く出回ることでもあるので、ルイ・ヴィトンはブランドの確立を目指してルイ・ヴィトンをイメージする模様として、茶褐色のチェス盤をモチーフにして、そこに「LOUIS VUITTON」の文字を入れたデザインを考案します。これは「ダミエ・ライン」と名づけられ、現在でも製造されているルイ・ヴィトン最古のラインです。
ルイ・ヴィトンの日本進出
その後ルイ・ヴィトンは日本にも進出を果たし、バブル景気に沸いていた当時の日本で爆発的なブームとなります。バブル景気はすっかり過去のものとなりましたが、それでもルイ・ヴィトン人気が衰えることはなく、現在でも高い人気を維持し続けています。最も定番と言われるモノグラム・ラインはダミエの次に登場したラインで、その後さらにエピやタイガ、ヴェルニーなどのラインを次々と発表し、成功を収めます。